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入学式当日──
紅蓮「やっふぅーい!早乙女学園で友達いっぱいつくろっと♪」
トコトコッ
?10「猫ちゃん、降りておいで。」
紅蓮「はっ!?あの声はまさか!?(春歌か!)」
春歌?「おいでぇ~。」
紅蓮「どうしたの?」
春歌?「ふぇっ!?あっあの猫ちゃんが木から降りれなくなっちゃたらしくて…💧」
紅蓮「じゃあ、ボクに任せて!」
春歌?「はっはい!お願いします!」
紅蓮は、木の近くに行き、登り始めた。
スルスルッ
紅蓮「着いた。おいで?大丈夫だよ。安心して?」
紅蓮が猫に話かけるように来るように促すと、猫は素直に紅蓮の腕の中にきた。
紅蓮「イイコ、イイコ♪キミ、ちょっと危ないから少し避けて?」
春歌?「はっはい、わかりました。」
春歌?に少し避けるように言い、飛び降りる体勢に入った。
紅蓮「よぉーし、紅蓮・マリア降りまーす♪」
タッ、スタッ
紅蓮「ホイッ。」
春歌?「あっありがとうございます!さっ、猫ちゃん。バイバイ。」
春歌?が猫を降ろしたところで声をかけた。
紅蓮「同じ学園の制服だね♪名前はなんて言うにょ?(多分春歌だろうね。)」
春歌「はっはい、私の名前は七瀬春歌(ななせはるか)です。あなたは?」
紅蓮「ボクは、紅蓮・マリアダヨ♪紅蓮でもマリアでもどっちでもいいよ♪」
春歌「じゃあ、紅蓮くんで♪」
紅蓮「わかった。じゃあ、ボクは春歌だからハルハルって呼ぶね♪」
春歌「はいっ♪あっ!遅刻しちゃう!!」
紅蓮「ホントだ!ヤバ!!ハルハル、ボクの背に乗って!その方が速い!」
春歌「えっ!私重いから紅蓮くん持てないよ!」
紅蓮「大丈夫!ボクこう見えて結構力あるから♪」
春歌「わかりました。重かったらすぐ下ろしてくださいね?」
紅蓮「もぉ~。大丈夫だよ!まっ、早く乗って!」
スッ
春歌「しっ失礼します💦」
ギュッ
紅蓮「おぉ!軽い軽い♪ハルハル、ちゃんとご飯食べてる?」
春歌「たっ食べてるよ💦」
紅蓮「あはは♪じゃあ、行くよ!しっかり掴まっててね♪」
タタタタッ
紅蓮は、春歌をおんぶしたまま早乙女学園に走って行った。
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