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引っ越して初めても学校…
いつもと違うルートだから新鮮だから楽しんでたんだけど時間がギリギリだったので駅ついてから猛ダッシュする。
なんとか無事に着いたのは良いんだけど…
「あ、麻里。おはよう」
この子は私の大切な友達の真咲。
人見知りする私にも仲良くしてくれた唯一の友達。
「おはよう、ってこの人だかり何?」
「それが…生徒会が…」
生徒会というのは、風見光輝君を中心とした学内を牛耳っている組織みたいなもの。だから私達みたいな普通の学生には手の届かない存在でもある。
そんな人と同じ家に過ごしてるなんて知ったら確実に公開処刑だわ(笑)
人だかりの中心の方へ行ってみるとリムジンから降りてくる生徒会メンバーの姿が見えた。
私は光輝君とかかわっちゃいけないんだ。そう言い聞かせて教室に行く。
「麻里ぃ~どうした?」
「えっ!?なんも無いよ…」
「そう?いつもと雰囲気違うよ。何かあったらいつでも相談にのるよ」
そこに光輝君がいつも通りに俺様キャラで入ってきた。
「(ボソッ)昼休み空けといてね」
真咲に言い残して自分の席に戻る
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