その一年後。

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ア「へぇ・・・そういうことですか。」 ど う い う こ と ? ア「リズム君。貴方の本来の・・・生前のプロフィールを教えてください。」 ああ、そういうこと・・・ ク「あー・・・バレたね。アークはやっぱりすごいよ。察するのが上手いや。」 ア「そうでもありません。リズム・ダークレット君の情報は登録しました。次は先程もいった裏情報をお願いします。」 リ「そのままは教えられませんよ?」 ア「そのままで無くても、曖昧で構いません。教えて下されば、クラスランクはそれなりのものをつけます。交渉成立ですか?」 そういってにっこりと笑いかけてくるアーク理事長。 断ってもどうにもならなさそうだし、クラスランクだっけ? 高くつかなくても自分で上げれるものがもとから高いのはいいよね! リ「分かりました。曖昧なら言えます。まず生前の名前は霞碼 響。年齢は絶命当時14歳。魔力・属性はありますが、封印しています。・・・これくらいですかね。質問とかはありますか?」 ク「はーい!」 リ「クアロ煩い。もう教えていいことは話したはず。元気よく手を挙げるな。」 ア「・・・言動が最早6歳前後の少年ではありませんね。」 理事長も黙って欲しい。 ア「質問を受け付けているのであれば伺います。昼食はこちらから給食として出させていただく方針ですが、食物アレルギー等はありますか?」 リ「・・・あの、給食自体を無くしてもらうことは「却下です。」デスヨネ。」 やっぱりダメだったか・・・ ア「では、今日から寮で暮らして下さい。」 ・・・え? ア「生活用品等はもう運んであります。」 いや、え?! ア「では、これが鍵です。今日から出席お願いします。」 リ「りじちょー質問です。」 ア「何ですかリズム君。」 リ「僕は初等科なのに寮にいてもいいんですか?」
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