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リ「さてと。」
やって来ました教室前。
本当ならそのまま入ればいいけど・・・さ。
授業中ですごく入りがたいし、なんていうかこう・・・
教室内の皆が元気よすぎて、なんか入れない←
なんて戸惑っている間に授業は終了したようだ。
元気一杯の号令、返事が聞こえた直後に子供が廊下になだれ込んできた。
ある意味怖いよ・・・。
「あれ、君がリズム君?」
不意に、ローズマリーみたいな香りを漂わせた女の人が話しかけてきた。
リ「あ、は「きゃぁぁ可愛いぃぃ!!」((うぐっ!」
急に持ち上げて抱き締めないで欲しい。
「リズム君って紅様にスッゴク似てるわ!
もしかして生まれ変わりだったりして!
英雄紅様の後を追ったかいがあったわぁ!「あの・・・」ん?」
紅って一個前の僕の芸名だよねそれ?言った方がいい?
でも英雄って何それ聞いてないし。
しかも後を追ったってなんか怖いよ怖すぎる。
リ「その紅が僕だったらどうしますか?」
「えー?とりあえず『家族』の病室で死ぬ場面で母親にいったセリフを言ってもらいたいなーって先生いつもいつも思ってたんだ!ってわかんないよね!」
随分と前の作品引っ張ってきましたね先生。
僕はもう皆様の脳裏から消えてるまたは消えるギリギリの作品リストに入ってるもんだと思ってたのに。
えーっと確か・・・
リ「『ママ・・・僕、ママのこと、お空から見てるから、寂しくないよ?
泣きそうになったら、僕が風になって、ママの、とこ・・・そっと帰って、くる、から・・・』これで合ってますか?」
あー恥ずかしい!
これちょうど僕がこのくらいか、もう1、2年小さいときの。
最後は母親役の人に手を伸ばして涙をぬぐったあと腕を下ろして息が止まる結末だった。
うん、よく覚えていたよ僕。
「え・・・まさか、リズム君は、紅様・・・?」
リ「そうなりま((ぐはっ「きゃぁぁぁ本物だぁぁぁぁ!!」
ヘルプ!死ぬ!!離せ!!!離してぇぇぇぇぇぇ!!!!
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