リンと僕

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リンと仲良くなっていくたび、僕の寿命が刻々と迫ってきた。リンには言えないけど、本当は毎日辛い。けども笑顔で僕を励ましてくれる君を困らせたくなかったんだ。 「ゲホゴホ…。」 手が真っ赤に染まる。早く君に伝えなきゃいけないのに。これじゃぁ、もう君の歌が聴けなくなりそうだ。 白い紙に、一生懸命想いを書く。短い間に君に会えたことを…。
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