入学式とは眠いもの

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ガクッ・・・ 「ん・・・」 気づいたときには、学校長の話は終わっていた。 少し気恥ずかしさを覚え、周りを見渡してみるが、皆、前を向いていた。 まぁ、当たり前のことである。 「新入生代表――」 意識がきちんと覚醒したわけではなかった私は、その名前を聞き取ることができなかった。
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