入学式とは眠いもの

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そのまま、点呼が始まった。 「久野太希」 「はい」 太希君は、習い事・・・ピアノで知り合った子だ。あまり話したことはないが、ピアノ がすごく上手いことだけは、知っている。 そして、自分の名前が呼ばれた。 「瀬良こころ」 「っ、はい!」 なんともいえない返事となったが、とりあえずは元気よく返事ができた。 ここの学校は、中高一貫校で、募集生徒人数は、なんとたったの、40人だった。 そのため、点呼はすぐに終わった。
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