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昔々、ある国にアリスと呼ばれる少女がいました。
その少女はある日白いｳｻｷﾞを追いかけ不思議の国へと迷いこんでしまいました。
その世界は変な生き物や体が大きくなったりと、不思議なことで溢れていました。
それでも、アリスは白ウサギを追いかけました。
しかし、最後アリスは不思議の国の女王とトランプの兵隊に追い掛けられ、必死に逃げました。
逃げて逃げて逃げた果てに、アリスは不思議の国という夢から目が覚めたのでした。
そう…それはアリスという少女が見た夢。
パタンと本を閉じる美月。
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