6人が本棚に入れています
本棚に追加
王子side
「ゴホッ!!!」
いきなり、魔女が右手を上げ何を!?っと思った瞬間
白い煙が部屋中に充満した。
すぐに、後ろを振り向き「白!!」っと呼ぼうとした時に腹に痛みが走った。
「なぁ、白は"俺様"に任せれよ…王子様??ニヤッ」
そう、魔女に魔法を掛けられたのだ…
声が出せず、体は力がなくなりその場に倒れた…
白が俺様に化けた魔女に連れてかれる所を必死で手を伸ばしたが意識を手放してしまった………
――…白、必ず助ける…から待って……ろ……。
白雪姫side。
いつまでたっても、王子は振り向いてくれず、ずっと森の中を走っていた。
体力のない僕には、辛くていつもなら「大丈夫だったか?白」とか言って僕を、心配してくれるのに…
魔女が、近くにいるから急いで逃げてるのかな??と思っていたら王子が「着いた……」っと小さく呟いた…
森を抜け何処に着いたんだろ??っと思い覗き混んでみたら「!!!!!」僕は、驚いただって……だってそこは―――……
「――…王子、なんで魔女の城??」
だったんだから…
目の前にいる、王子を見ると肩を震わせていた…
「クククッ……ハハハハ―!!!白雪姫、貴様は馬鹿なのか??僕を、王子だと思ったのか!!??無様だな。本当の、王子だと思ったら実は魔女だなんて!!クハハハハ!!!」
「えっ…??なんで??」
よほど、面白かったのか魔女はまだ笑っている。
最初のコメントを投稿しよう!