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―――バフン!!
「ひっ!!?」
なんか顔面に柔らかい感触が…
「な…なによこれ…」
「体操服」
「いらないってば!」
……と言っても遅かった。
麗は「じゃ~な~」と手を振りながら保健室を出ていった。
私は麗の体操服を見つめ、仕方なく着替えることにした。
少しだけ…少しだけ…
変な気持ちになった。
だって俊介以外の体操服を触ったことなかったから…
これまではずっと、俊介しか見ていなかったから…
だから少しだけ…変な気持ちを覚えた。
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