13人が本棚に入れています
本棚に追加
瀬織が小声で
「だってツクリモノの身体だからね。」
とつぶやいた。
『うーむ…見たいなあ、その女。』
『校長室の隠しカメラの映像を持ってきました。パソコンをお借りしたく。』
『ああそれ使ってくれ。』刃平は、校長室や廊下で、瀬織が、カメラに気付いていたか予測していたのか、あまりしゃべらせなかったことを思い出す。
しばらくゴソゴソ音がした後、叫びが聞こえた。
『ななんだこれは!
わしゃあ、見ただけで、バイアグラ無しでも勃起したぞ!
これはすぐに拉致したい、あーあうあう、
こんなけしからん日本人の女は、我々の子種で制裁しなければ!』
『そうです。日本人は我々の奴隷にならねばなりません。アジアのため、世界のため!』
『やるぞ、荒っぽいの集めて拉致だ!』
『ぜひ支部長の奴隷にして、支部の聖母に仕立て上げれば、会員殺到です。』
『おお、それだ、谷井君。』
『しかしお待ちください。あまり派手になってにらまれても問題です。
とくに本部長あたりに、この美女の姉をとられても面白くないでしょう。
そこで、背後の調査をうちの百木にさせます。
また、合法的に陥れる準備中です。
弟に盗み、強姦などの罪を着せ、それを使って自責の念にかられたところを、救いの教義で教会に引き込み、姉を洗脳すればあとは何とでもなります。
高額な薬で洗脳しても、その価値はあります。
その後、用済みの弟は、尻を堪能してから、カエルのように解剖しながら焼肉にでも。
日本猿に相応しい報いを与えましょう。
ついては、ご子息にもご協力を頂ければ幸いです。』
『わかった。任す。
見てろ、薄汚い日本人ども!積年の恨み思い知れい!
わしの聖水で清めてくれるわ。』
『そして例の計画を成功させて、祖国に英雄として名を轟かせましょう。』
『アレはマスコミに仕込みは終わったよ。君は娘達の選抜は終わったか?』
『はい。二人ほど。』
『あとは高等部から二人、本国からも近々二人くる。
今年のうちに整形させておけ。』
『グループ名はまだですか。』
最初のコメントを投稿しよう!