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右側に位置する伊東が、
「あ…俺見たぜ!一緒に手を繋いで帰ってるとこ!一昨日だったかな?」
とボソッと言った。
俺と亀梨にはグイグイ強気で否定的に来たくせに、伊東が言うと谷口はあっさり信じた。
信憑性の優劣は別にしてもこれはあからさまな対応の違いだった。人を見ているのだアシュラマン谷口は…
イラッっとした俺は亀梨と視線を合わせ、気持ちを共有した。
「あ~クソッ!俺はどうしたらいいんだっ!?」
叫ぶ谷口。
どうしたらいいんだ?
こっちのセリフだバカヤロー!
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