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華恋の部屋
華恋の親は共働きをしており、夜にならないと帰って来ない。
陸「お邪魔しまーす」
華恋「部屋いってて、なんか持ってくるね」
いつも来ていた華恋のうち。
いつもと違うのはおれ達が付き合ってるってことと、おれ達2人しかいないってこと。
以前きてた時は他のやつらもいた。
おれはいつものようにベッドを背もたれに座った。
華恋「ウーロン茶でいい?」
陸「おう」
華恋は2人分のウーロン茶を入れて持ってきて、おれの横に座った。
前まではテーブルを挟んだ向こう側だった。
華恋「ここでもいい?」
華恋は上目遣いでおれを見る。
陸「いいよ」
おれは華恋の手を握る。
華恋も握り返してくる。
繋ぎ方はもちろん恋人繋ぎだ。
華恋「やっぱりまだちょっと恥ずかしいね///」
陸「おれは恥ずかしさより嬉しいの方がおっきいかな///」
華恋「私もそうだよ///」
2人の空間がとても心地良い。
なにも話さないでもただ2人でいて手を繋いでいる今が何よりも幸せだった。
改めて華恋の事をじっと見つめてみる。
ふと視線は華恋の口元に。
おれは華恋の頬に手をそえる。
陸「華恋」
華恋「ん?」
華恋は顔を赤くしながらおれの目を見つめる。
華恋「いいよ///」
華恋は目をつむり、少し上を向く。
おれたちは唇を重ねた。
2人の初めてのキス。
華恋「私、初めてが陸でよかった///」
陸「そうゆう事いうのずるいぞ」
おれは華恋の口を塞ぐようにキスをする。
おれ達は唇から伝わる相手の愛が気持ちよく、何度も、そして次第に激しくなっていく。
おれはついに華恋をベッドに押し倒してしまう。
華恋「陸」
陸「華恋、おれもうとまんないかも。」
華恋「うん、いいよ///…でも先にシャワー浴びてもいい?」
陸「そうだよな、ごめん、焦っちゃった」
華恋「ううん、全然///ちょっと待っててね。」
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