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そんな異様な光景を目にも止めず、結界にユックリと近づいて行く1人の男がいた。
男は威嚇してくる魔物を魔力で上から押さえつけ、薄紫の結界をいとも簡単に破り少女を抱き上げる。
少女「んゆ……………っ!!」
男「落ち着け、俺はお前の敵じゃない。」
男は知らない人に慌て、暴れ始めた少女を落ち着かせる。
男「落ち着いたか?」
未だに威嚇を続けている少女を刺激しないように男は話し始める。
男「俺は′織田 信長′。お前は桜族唯一の生き残り…′紫 千花′であってるな?」
男………信長のユックリとした問に、少女…千花は同じくユックリと頷く。
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