序章

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借りたものを終らせたり読み終わったりする前に和也が次々と貸してくれるからなかなか終わらない 「あっそういやさっきのゲームの話なんだけど裏技?っか小技みたいなのが見っかったんだけど…」 「あっちょっと待って!」 話の途中で和也が立ち止まった 「どうした?」 「欲しかったアニメのBD-BOXがあった!買ってくる!」 「今日でいくら使う気だよ」 呆れながらも和也についていく ありがとうございました 和也が買い物を終えたので店を出る 「やった!探してたやつやっと見っかったよ!」 「そりゃよかったな」 「それでさっき何か言ってなかった?」 あれなんの話してたんだっけか? 「…忘れた」 「ごめん。いきなり話遮っちゃって」 「いや忘れるぐらいだから対した話じゃないから大丈夫だ」 そのうち思い出すだろ
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