遥の話 ~だいっきらい!~

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「んーっ」 冬の寒さと布団の中で格闘しながらゆっくりと体を起こし、 毛布をくるんだまま、一階に有るシャワールームへと足を運んだ。 一通り体を暖めて、ようやく私にとっての1日が始まる気分だ。 再び自室に戻ると、先程まで人肌に暖められていた目の前のベッドが恋しくなる。 私はベッドへの恋心を押し殺しながら高校の制服へと袖を通した。
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