『私は死なない。だから待ってて』

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「わぁ、東ちゃんは頭悪いんだね」 「ハッキリ言わないでよ…。僕だって気にしてるんだから」 2004年7月24日、神谷 東介と彼女は東介の家で勉強していた。 割と勉強が出来る方だった彼女は、東介に勉強を教えに来てくれることがよくあった。 勉強はキライだし、苦手だったが、克服する為頑張っていた。 「みーちゃんは何でそんなに勉強できるの?」 「毎日勉強してるから」 「そっか…」 東介は素直に頷くしかなかった。
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