出会い

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「警備の者を全て回せ!」 「『黒龍』が来たぞ!」 「構わず撃て!」 ドン!ドン!ドン! その瞬間銃声が響き渡る 「甘いよ…」 ザシュ!ザシュ!ザシュ! その場にいた男がナイフで斬られ倒れる それをやったのは1人の少年であった 「面倒だな全く」 少年が通って来たであろう道には多くの死体が転がっている 「居たぞ!全員で向かい撃て!」 そしてまた銃声が響き渡る 「分からない奴等だ…」 そして銃を撃っていた男たちは少年によって死体へと変わる それを全く気にせず少年は進み続ける 「ここか…」 そしてある部屋の前で一度立ち止まった 「その部屋には入らせん!」 角から出てきた男が銃を撃とうとするがその前に少年の投げたナイフが当たり倒れる ガチャ 中に入ると1人の男が震えていた 「中川祐希だな…」 「く、来るな!」 そして中川祐希は手に持っていた銃を撃つが所詮は素人である 少年には掠りもしなかった 「た、頼む、命だけは助けてくれ…金なら払う!」 中川は必死に助けを求めるが少年は答えず歩み続ける 「諦めろ…あんたはここで死ぬ」 そして途中の男たちが持っていた銃を構える 「銃は苦手だがこの距離なら外さんだろう」 中川は後ろに下がり続けるが壁に当たり動けなくなる 「終わりだ」 ドン! 一発の銃声が響き渡り1人の男の人生が終わった
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