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「では、最後に魔王様から一言お願いします」
男のことばに誘導され、参加者の前に1人の少年が姿を現した
「オレが魔王だ!!」
会場が凍りついた
「魔王さま、みなさん知っていますよ」
魔王のことばに、男がすかさずフォローをいれた。
「ん?あぁ…そうか。それは失礼した」
参加者の前で、自身を魔王と紹介した少年は、少し申し訳なさそうに頭を掻くと話を続けた
「オレは天妖を決める戦いに参加するのは初めてだ。だからだろうか?とてもワクワクしている!!」
「おぉぉぉ!!!」
魔王のことばとともに、会場中を揺らすような、声があがった
「オレはどんなヤツが相手だろうと全力で戦う!だからお前らも、全力でかかってこい!」
「おぉぉぉぉ!!!」
会場中の参加者の雄叫びなどが飛び交う中、魔王はスピーチを終えた
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