プロローグ

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―俺の夢は政治家になる事だ。 ―男子たるものこの世を変えたいという野望はあるはず。 ―俺はその野望が人一倍強かった。 ―俺の両親が政治家ということも、勿論原因の一つにあるだろう。 ―しかし俺は例え両親がドーナツ屋だったとしてもこの野望を抱いた筈だ。 ―とにかく俺は政治家になってこの世の中を改革したかったのだ。 ―だから決して・・・ 「えーそれでは『《暗黒法王》からの勅令』です 気を付けよ... 汝畏れよ... 頭を垂れよ... RAY【礼】!!」 こんな「校長の挨拶」と「礼の号令」を掛ける学校に望んで入った訳じゃない!
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