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2001年5月27日
迎えた日曜日。
アカネとユウコはもうすでに舞浜駅で待っていた。
俺とたかは5分位遅れて着いた。
タカはいつもとどうりで「やっほう~」テンションアゲアゲアカネとユウコに近づいて行った。
俺はと言うと、クールに気取り口数も少なかった。
だがアカネを見ると随分変わっていて俺の心臓がドキドキしてたのは間違いなかった。
決して可愛いとか綺麗とか言えるほどではないけど、垢抜けたアカネに俺は何やら感情を持ったのかもしれない。
完璧ではないけど化粧をしていて想像もしなかったスカート姿に俺は目をそらした。
そんな俺を見てアカネは一瞬落ち込む表情を見せたかがまたニカァっと笑い
「やっぱり元がダメだと何してもダメだね」
と笑っていてユウコとタカもアカネに合わせ笑っていた。
そして俺たち4人は東京ディズニーランドに入園した。
最初は4人で遊び4人でご飯を食べた。
パレードが始まる時間になってタカとユウコはジュース買ってくると席を外した。
俺たちは二人きりになった。
パレードが始まりみんながパレードに夢中になってる時。
アカネは俺に言った。
「ありがとう付き合ってくれて。私は今日の事は一生忘れないから・・・あともう一度言わせてほしんだけど・・・私はミツルが世界で一番大好きです。例え付き合えなくても私はこれからもミツルが大好き」
俺は無意識にアカネにキスをした。
アカネは顔を真っ赤にして目には涙が溢れそうなくらい溜まっていた。
俺はアカネに「幸せにする自信はないけどあんたの気持ちに負けた」と言いその場でピッチをだし彼女に電話した。
そんなおれの行動にアカネはキョトンとしながら見ていた。
俺は彼女に別れを切り出しアカネと付き合うことにしました。
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