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運の良いことに、命じられた飲み物は全て売り切れにならず残っていた。
少しホッとしてから一つずつ買って、教室へと戻る。
特に愚痴を言われることなくおつかいが終わり、僕は再び席についた。
それから、午後の授業が始まり、やがてはそれも終わる。
放課後、竹田君たちに絡まれるのは嫌なので、僕はそそくさと教室を抜けて帰路へつく。
そして、家に帰る前に僕はいつも寄るところがあった。
それは、一時間ほど歩く家と学校の道のりのちょうど中間地点にある神社。
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