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智之と付き合い始めた、ある平日のお昼近く……
部長と一緒に課長が同行して外出。
他、数人の課員も外出してて、この課には智之、立花、アタシ…の微妙な3人。
今日も朝からよく喋る立花。
智之やアタシは立花に話しかけられても内容は広げない。
「そういや、菅野って彼女いんの?」
立花の突然の質問に、急激に固まる、アタシ。
「立花さんいきなりなんですね。まぁ、いますよ。」
立花の顔をじっくり見る事なく、さらっと言う智之。
え…?
隠さない智之に嬉しさが込み上げる。
「マジで!?」
驚く立花。
「お前、どうやって作るんだよ。」
「それは秘密っす。」
ふっとこっちを向いて笑う智之。
智之の言葉が嬉しい。
「つばきは岡島さんいるしなぁ…マジお前ら羨ましいよ。」
いつの話ししてんだよ…。
アンタのそのベラベラ喋る口、ガムテープ貼ったろか!?
「立花………ごめん。アタシもちょっと前に彼氏できた………。岡島さんに謝っといて。」
きょとんとする立花。
「はぁぁぁ!?つばきまで!?お前らそれは気が合い過ぎじゃね?ってか、まさかお前ら付き合ってるとかねぇーだろーなぁ!?」
えぇ………!?
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