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「せんせ・・・っ!!!!」
「女の子みたいだねえ、時雨」
女の子みたい?
せんせい頭どうかしてるよ
「頭でも・・・っ打ったんじゃないの・・・?」
*
他の人には言えなかった。
言ったとしても信じる人なんていないと思ったからだ。
表では好かれる先生、裏じゃとんでもない程のクズだった。
あの日から放課後、毎日の様に先生は俺にすがってきた
もう触ってきたりするのには慣れた。
なめるのは勘弁して欲しいが。
「せんせー、俺の事好きなの?」
一応聞いてみた。先生は勿論、大好きだよ、なんて言っちゃって。
アホらしいにも程がある。
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