序章~漂流~

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ジリジリ! 「………………むにゃ~」 ジリジリジリジリ!! 「……………………ヘヘぇ~♪」 ジリジリジリジリジリジリ!!! 「………ふにゃっ?」 ジリジリジリジリジリジリジリジリジガジジリジリ!! 「………もう~~朝~~?」 ジリガジジリジリガジジリジリジリガジジリジリガジジリジリジリジリジリジリガジジリジリジリ! 「ハイハーイ、起きますよ~~! …………ってガジ?」 「こら、はよおきぃ。」 ガジガジガジガジ 「あぁもう~~、かじっちゃダメって言ってるでしょ!」 「なら、はよおきぃな。 もうすぐ、仕込みの時間やろ?」 ガジガジガジガジガジガジ 「もうそんな時間なの? ってだからかじらない!!」 ようやくガジガジが止まった。 「よし!今日も頑張っていこっか!」 今まで布団に包まっていた少女は布団を吹き飛ばすように、立ち上がった。 空中で一回転のオマケ付きだ。
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