88人が本棚に入れています
本棚に追加
「桜が総司に襲われてるぅううぅうう!」
「間違いを堂々と叫ばないでぇえええ!」
沖田は顔を赤くしながら藤堂に言い返した。
「だって、どう見たって桜が襲われてるじゃん!総司!お前、まさか・・・」
「なにもしてないし、変な気も起こしてない!桜ちゃんとはただ稽古してただけ!」
「じゃあ、なんで桜の着物が裂けるんだよ!」
「それは・・・・」
沖田は戸惑い、顔を赤く蒸気させた。
「土方さん、近藤さあぁあん!桜がぁああぁあ!」
「だから違うって!桜ちゃんも何か言ってよ!」
そういって、沖田が桜のほうを振り返ると・・・・
「だから、こっち見ないでください!平助君もあっち向いててよ!」
桜は今にも怒り出しそうな声音で沖田と藤堂に言う。
「あ、ご、ごめん!」
最初のコメントを投稿しよう!