始まり

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「どうして起こしてくれなかったんですか!?」 沖田は恨めしそうに土方と藤堂を見る。 「しかたねぇだろ。起こす暇もなく桜に瞬殺されたんだから」 藤堂は沖田を見ながら言い続ける。 「桜はつえーんだよ。昔っから。桜まだ15だってのにさ。」 「・・・・・・は?15?誰が?」 「「いや、だから桜が」」 藤堂と土方は声をそろえていった。 対する沖田は・・・・ 「ええええええぇええぇええ!?」 「なんだよ、うるせぇな。それがどうしたってんだよ。」 「だって、まだ十五歳って・・・・やっと成人したばかりじゃないですか!?」
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