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彼女の名前は、 『水無月桜』 後の世には残らないが、儚く、そしてほかのどの武士よりも美しい生き様を残すであろう者。 彼女は、白く細い指先で試衛館の扉を開いた。 「失礼します、近藤おじさまはいらっしゃいますか?」 鈴を転がすような可憐な声、そしてその可憐さの中にも強さを見せる魅惑の声。 「ん?君、だれ?」 通路の奥から出てきたのは、若く、そして美しい青年。
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