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風早
「……………………。
それ以外なら何でもやるよ。
それが罰ゲームなんて
失礼すぎる。
黒沼、女の子なのに。
……笑えない。」
爽子(M)
「………………!
……だめ…」
ジョー
「……何、おまえまさか
いやそんなまさか」
風早
「こんなん気にすんな黒沼」
ジョー
「風早、おまえ…
まさかほんとに
貞子の事好きなの…?!」
爽子(M)
「私をかばっちゃダメ…。
風早くんの、
風早くんの名誉が…!」
爽子
「……………誤解です。」
風早
「…………え?」
爽子
「誤解です。
…確かに私は昨日
風早くんと一緒にいました…
だけどそれは……、
……………何も特別な
ものではなくて。」
爽子(M)
「──……私………
もう、誤解のとき方、
…………知ってる……。」
爽子
「…皆も知っている通り、
風早くんが誰にでも
分けへだてなく接して
くれる人だからです。
……ただ……、私が……
風早くんの優しさや…
爽やかさ、明るさ、正直さに
…惹かれたのは事実で……
それだけは……、………
何の誤解もありません…!
…………………………っ、
し、失礼します……」
(一礼して教室を出ていく)
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