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男子生徒B
「うーわ、傘持ってんのに
ぬれすぎだべや風早──!!」
風早
「雨あたっちゃってさー!」
ジョー
「しかも泥まで
ついてんじゃんっ!!」
風早
「いんだよこんなん、
おれんちの洗剤
ハイパワーだもん。
脱いだらすぐ乾くっしょ!」
男子生徒B
「あははは、脱ぐなって!!」
爽子(M)
「す……すごい……!!
一瞬にして人が!!
雨に濡れても爽やか!!
さすが風早くん!!✨」
(回想)
爽子
「気を遣わないで!
風早くんの気持ちは
ちゃんとわかって…」
風早
「わかってない。
わかってないじゃん。
…おれ、期待しちゃっても
いんだよね?夏休みも
黒沼に会えるって」
(回想おわり)
風早
「…おはよ!」
(微笑んで爽子に挨拶)
爽子(M)
「ああ、ほんとに、
あれからも普通に
話し掛けてくれるなんて…」
爽子
「お…おはよう…」
男子生徒B
「わ───…
風早気ぃ遣ってんな~~…
いい奴……」(小声)
風早
「黒沼も雨あたったの?
びっしょぬれじゃん!
着替えは?」
爽子(M)
「きがえ………
そっか…今度から
ジャージとかを持ち歩けば
こういう事態に対応
できるんだなあ……
風早くんすごい!!✨」
風早
「あっ、持ってないの?」
千鶴
「ぎゃーはははははは
そんでそのラーメンがさっ
あとあのラーメンがさっ
わははははは!!!!」
(大笑いしながら)
あやね
「あんた将来
ラーメンになりなよ
絶対向いてるから。」
風早
「吉田あ!
お前置きジャージ
なかったっけ!!」
千鶴
「ん?ああ、あるよ!」
爽子
「あっ…
吉田さんと矢野さんだ…
す、すき…
あ、あの、おは……」
千鶴
「わっ、なんじゃそら!!
妖怪?!」
(ずぶ濡れ爽子を見て)
あやね
「貞子、あんた
着替えないの?💧」
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