*episode1.席替え*

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男子生徒B 「うーわ、傘持ってんのに  ぬれすぎだべや風早──!!」 風早 「雨あたっちゃってさー!」 ジョー 「しかも泥まで  ついてんじゃんっ!!」 風早 「いんだよこんなん、  おれんちの洗剤  ハイパワーだもん。  脱いだらすぐ乾くっしょ!」 男子生徒B 「あははは、脱ぐなって!!」 爽子(M) 「す……すごい……!!  一瞬にして人が!!  雨に濡れても爽やか!!  さすが風早くん!!✨」 (回想) 爽子 「気を遣わないで!  風早くんの気持ちは  ちゃんとわかって…」 風早 「わかってない。  わかってないじゃん。  …おれ、期待しちゃっても  いんだよね?夏休みも  黒沼に会えるって」 (回想おわり) 風早 「…おはよ!」 (微笑んで爽子に挨拶) 爽子(M) 「ああ、ほんとに、  あれからも普通に  話し掛けてくれるなんて…」 爽子 「お…おはよう…」 男子生徒B 「わ───…  風早気ぃ遣ってんな~~…  いい奴……」(小声) 風早 「黒沼も雨あたったの?  びっしょぬれじゃん!  着替えは?」 爽子(M) 「きがえ………  そっか…今度から  ジャージとかを持ち歩けば  こういう事態に対応  できるんだなあ……  風早くんすごい!!✨」 風早 「あっ、持ってないの?」 千鶴 「ぎゃーはははははは  そんでそのラーメンがさっ  あとあのラーメンがさっ  わははははは!!!!」 (大笑いしながら) あやね 「あんた将来  ラーメンになりなよ  絶対向いてるから。」 風早 「吉田あ!  お前置きジャージ  なかったっけ!!」 千鶴 「ん?ああ、あるよ!」 爽子 「あっ…  吉田さんと矢野さんだ…  す、すき…  あ、あの、おは……」 千鶴 「わっ、なんじゃそら!!  妖怪?!」 (ずぶ濡れ爽子を見て) あやね 「貞子、あんた  着替えないの?💧」
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