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荒木「お前達以外は真面目にやってるんだぞっ!」
凛・秋人・秀則「…へーい」
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「…またサボってたの?」
コートの中に入ると、長身の男子が話しかけてきた。
こいつは碓氷誠司(うすいせいじ)。
身長は185ぐらいで足がスラッと長くスタイルがいい。
髪はクリーム色のような茶髪でやや長め。
といっても染めてるわけではなく地毛らしい。
切れ長の二重の眼に筋の通った鼻。
所謂イケメンというやつである。
秋人や秀則もそれなりのイケメンだが、こいうはレベルが違う。
なんていうかそこらのイケメン俳優が霞んで見えるぐらい。
普通の女の子ならこいつに見つめられただけで二秒で恋に落ちるだろう。
それになにより中身も格好いいのだ。秋人みたいな変態と大違い。
しかも頭もよくて運動神経も抜群という人生の勝ち組である。
…主人公こいつでよくね?
いやいや俺だって…。
と自分の良さを数えようとしてあまり数えるほどなくてショックを受けていると碓氷が俺の顔の前で手をひらひらとふってきた。
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