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秋人「………ていう夢をみたんだが、どうおもう?」
凛「正直、キモいぞ」
秋人「なん…だと…!?」
どうも、俺の名前は大塚凛。女みたいな名前だが、立派な男だ。
身長は170あるかないかで、髪はちょっと長めの黒色。
青春真っ盛りの高校二年生!
…といいたいところだが隣にいるのは悲しきかな変態が一人いるだけである。
…したいなぁ青春。
その隣の変態、まぁ今気持ち悪い夢の話しをしてきたやつが、坂本秋人。中学からの付き合いで、ただの悪友だ。
身長180ぐらいで、髪はボサボサの茶色。容姿は整っているが、性格のせいでモテない。
告白はよくされるのだが、毎回性格を知られてその日に振られるという残念なやつである。
ちなみにこいつに妹なんてものはいない。
全てこいつの夢が、というかこいつが作り出した妄想である。
今俺達は通学路をママチャリに乗ったおばさんもびっくりのスピードで猛ダッシュしている。
いやホントは走りたくない。
こんな朝っぱらから走るなんて健康にいいだけだ。
なのに何故か!
…いやまぁ普通に遅刻しそうなだけなんだけども。
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