第一章

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秀「おっす、なんの話ししてんだ?」 今後ろから走ってきて話しかけてきたやつは、雨宮秀則。これでひでのりと読むらしい。 身長は170後半で、面白いやつだ。 茶髪で眼鏡をかけているが、あまり賢くはない 凛「いやー、秋人がよ…って、お前何食ってんだよ!?」 秀「お前遅刻ギリギリだったらパンをくわえて走るのが定番だろ!」 凛「そんな定番しらねーよ!しかもなんでチーズフォンデ!?」 秀「昨日の晩飯の残りー。うまいぞ、お前も食うか?」 凛「いらねーし、てかんなもんわざわざ持ってくんなよ!」 秋「ふふふ、甘いぞ秀則。俺はイベリコ豚の丸焼きだぜ!」 凛「なにで張り合ってんだよ…。てかさっきまで持ってなかったよなそれ!?」 秋「ポケットに入ってた。」ガツガツ 凛「明らかそれポケットよりでかいよね!?てか急がないとまじで間に合わねーぞ!!」 秀「あ、ちょっと待って!こぼれた!」 凛「もう捨てろよそれ!」 なんてふざけている内にも刻々と時間は進んでいる。 間に合うかなーこれ。間に合わねーだろーなーこれ。
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