第一章

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明奈「あんたさー、遅刻多すぎるわよ?その内遅刻指導かかるんじゃない?」 ちなみに、遅刻指導というのは遅刻数がある一定の量を超えると受けなければならないもので、朝早くに来て先生の見ている前で朝礼が始まるまで延々と勉強するという生徒にとっても先生にとっても何一つ得がないものである。 ちなみにこれは一週間連続で朝早くに来なければならず一回でも遅れたら例え後1日でおわるとしてもそれまでの分がすべてリセットされまた1からとなる。 そもそも遅刻指導かかる奴は遅刻が多いからかかるのだから、普通の人でさえクリア出来なさそうなその指導を遅刻指導かかってるやつがクリアできるはずがない。 だから一度かかれば抜けでることが出来ないブラックホール的な感じに遅刻多いやつら(俺も含めて)恐れられているのである。 凛「遅刻指導は嫌だなぁ…」 明奈「だったら早く来なさいよ。あと五分ぐらい早く起きるとかさ」 凛「それが出来れば苦労しないんだよなー」 明奈「あんたねぇ…」
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