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そして、さっき見たもう一人の人物。順番から考えると恐らく第3部隊の隊長なのだろう、姫神は考えていた。
そしてその男が口を開く
「えっとー俺、藤木コウタ!第3部隊の部隊長やってます!じゃんじゃん頼ってくれよ!」
と、言った。見た目からは幼い印象を受けた。ハキハキと元気よく喋る事で他人との距離を自分から縮めていく。コウタの得意分野でもあるだろう。
「隊員はー副隊長のジーナ。あの暗そーな女ね。でも案外しっかりしてるからさこれが!でもって、シュン。こいつがまたガキでよー。いたろー?あの幼い顔したやつ!」
この場にいた誰もが思った。
お前が言うな!
と
「で、カレルっていうホストみたいな格好した奴ね。これが第3部隊。防衛班だけど、主に他隊のバックアップだぜ。仲良くしよーな!」
ニッコリ笑顔で姫神に握手を求めてくる。それに応じ握手をする姫神。掌の厚さが数々の修羅場を潜り抜けて来たことを感じさせる。
1から3部隊の部隊長と、名前と特徴のみの他の神機使いの紹介を受けた姫神は、他の見覚えのない4人へと視線を動かしていた。
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