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四人が集まる。
「さっきも紹介されたが、改めて。俺は姫神リンだ。これからよろしく頼む」
一番最初に口を開いたのは姫神だった。青く長めの髪を綺麗にとかし、セットしているのか目には上手くかからないようになっている。赤いつり目の持ち主だがサングラスを着用し、目から感情を読むことは難しい。黒いコートを着ている。
しかし、そんな挨拶に反応を示さない。無言の時間が続く。
やがて痺れを切らしたように一人が口を開いた。先程、先頭にたっていた少女だ。
「私はエリナ・デア・フォーゲルバイデ。エリナでいいです」
エリナは薄い緑の髪をしておりつばのついてないタイプの帽子をかぶっている。ブレザータイプの制服に、ミニスカート。赤いタイツを履いている。
挨拶をすると、自分の番は終わったと言わんばかりの態度で腕を組み、他の二人へ目配せをした。
すると、次の声が聞こえてきた
「あたしはマリー・アンデルセン。マリーよ」
なぜか、ビキニにミニスカートという露出度の高い服を着ており、茶色の短めの髪でゴーグルをはめている。三人の中では一番スポーティーで活発添えに見えるか。
マリーの挨拶も終わり、あと一人。恐らくはジンという少年なのだろう。先程からずっと姫神の方を睨んでいる。
「なんだ。あとはお前だけだぞ。自己紹介してくれないか」
自己紹介を促す姫神。舌打ちをすると、
「久々宮ジン」
と、ただ一言名前を発した
銀色の髪を無造作にはねさせた髪型。そして、ブルゾンにジーンズという動きにくそうな格好である。しかし、首にかけたヘッドフォンには気に入っているようで、様々なステッカーが貼ってある。
そのジンの挨拶が終わり全員の自己紹介が終わった。
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