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とりあえず家に入って顔を洗って、リビングに戻ってきた。
「ふぅ、少し休憩しよっか」
「なんか用意しようか?」
「じゃあコーヒーがいいな」
ジオがコーヒーを作る間、サラはウルフの世話をする。せっせとリビングとトイレを行ったり来たりだ。
結局ジオの方が早く終わってしまった。
「はい、オレの勝ちー」
「うぅ、負けたぁ……」
サラはわざとらしく肩を落とした。ジオがニヤリと笑う。
「じゃあ商品だな。おいでー」
「ま、また私、食べられちゃうの?」
「今回は容赦しないよー」
ソファに座るジオの隣に腰かけた。ジオはサラの頭を引き寄せ……
毛むくじゃらが目の前に現れた。
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