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決めた、これにしよう。
ジオの言葉をヒントに衣装を決めた。サラはそれをしまい、ジオのところへ行く。
「私、決まったよ」
「どんなの?」
「教えなーい。明日のお楽しみー」
サラはにこにこしながらジオに言った。後ろで手を組み、体を前に倒す。
そんな可愛らしいしぐさを見せられて、ジオは明日まで待つことにした。
その代わり……
「ん、な、なに?」
サラをギュッと抱きしめる。ジオはサラの頭を撫でた。
「ずるいぞ、かわいいところ見せるとか」
「そんなつもりないよ?」
「コノヤロ、悪気がないように言いやがって」
「んんっ!」
こ、呼吸が……
力強く抱きしめられて、サラの肺が圧迫される。
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