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さらにそのままキスをするジオ。サラはなんとか目を閉じた。
ジオの腕の力が弱まる。代わりにサラの後頭部に手が添えられた。
「……ごちそうさまでした」
「食べられちゃった」
ジオの言葉にサラはクスクス笑った。ごちそうさまってジオが言うと、本当に食べたみたいに聞こえる。
「なーにしてんだリア充」
「なんだよ、見たのかよ」
「やゎ!?」
ジオに抱き寄せられ、声の主の姿が見れない。
後ろの誰かはサラの変な声に、声をあげて笑った。
「衣装決まったらとっとと出てけ。イチャイチャするなら家でやれ」
「はいよー」
ジオはサラの手を引いて出口に向かう。サラの目がクレイの姿をとらえた。
て、家帰るのかな……?
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