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「ししょ~!!」
「ああ、朔」
朔は嬉しそうに駆けてきた
「師匠、下界へ妖の討伐に向かうとお聞きしたっス。さすがッスね」
キラキラとした尊敬の眼差しがそそがれる
飛輪は唐突に尋ねた
「朔も一緒に行きませんか?」
「えっ、でも師匠の迷惑になるんじゃないっすか…」
「私は朔を迷惑と思っていませんよ。それに1人は寂しいし不安なんです。君が嫌なら強制はしませよ」
朔は深々と頭を下げた
「お、お供させていただくッス」
「良かったです。では準備したら下界の穴へ集合ですよ」
「わかりましたッス」
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