第2話 出会い

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俺の家から約30分歩いたところに 俺達の住む美月島(みつきしま)に唯一ある学校 『美月学園』がある ここは島にひとつしかない小中高一貫となっている学校のせいなのか 島全体から通う人がいるのだ 俺達は高等部であり、その敷地面積は大きくそして広く 高等部だけで300人近くおり、小等部から高等部までの全校生徒は1000人近くいるという 島にしては比較的大きめな学校である 「海くんー今日和弥くんが練習したいから音楽室に来て、だってー」 和弥というのは三井 和弥(みつい かずや)という同じ高等部であり同じクラスにいる 小等部からずっと同じクラスの腐れ友達である そしてなぜ音楽室かというと 和弥と夕華と俺の3人で一緒にバンドを組んでいるからであって練習のために音楽室を利用している 「あー和弥がー?しょうがねぇなー授業終わったら行くか」 そんな会話をしながら教室に入るといつもとは違って朝なのにすごく騒がしかった
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