第1章 甘すぎるラテ

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『はぁ…。 雨、止まないかな…。』 外はまだ雨が降り続いていた。 『はぃ。お待たせしました。 …。 どうしたの?』 はっと我に返り、前を向くと注文したキャラメルラテが置いてあった。 『猫ちゃん! かわいい!』 キャラメルラテにはラテアートがしてありそこには、かわいい猫の絵があった。 『よかった。元気なさそうだったからさ。』 『あっ…。 ごめんね。 この時期になるといつも思い出しちゃうだ…』 『あぁ…。 なるほどね。あれからもう4年位かな? 』 『うん…。 まぁね。 梅雨になるといつも思い出しちゃうんだ…。』
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