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『じゃあ、 仕事いってくるねー!』
私はいつものように ゲージに挨拶をした。
しかし
『…。』
いつもならゲージの柵まできて見送るはずなのだが、全く反応がなかった。
『あれ? まだ寝てるのかな? 』
私は、ちょっと不安に思ったが、 時計をみた瞬間にその不安はどこかに行ってしまった。
『あっ、やばい! そろそろ出なきゃ! 行ってきます!』
私は大慌てで、玄関から飛び出して行った。
それが最後の挨拶だと知らずに…。
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