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目の前真っ暗。
あー。
やっぱ俺死んだのか。
もっと生きていたかったなー。
まだ今期のアニメ途中じゃんかー。
来週のジャンプどうなんのかなー。
DT卒業したかったなー。
リア充してみたかったなー。
あ、そういやギャルゲ予約してたなー。
やってから死に《おーい》
誰だよ気持ちよく余韻?に浸ってたのによ。
?《おーい起きろー》
糞、邪魔しやがって。
?《おーいおき 凌「じゃまくせぇーーーー!!」ぶほぉぉ!?》
おっ!右拳がなんか殴り飛ばしたぞ。
殴るってこんなに気持ちいいもんなんだな。
上体を起こして目を開ける。
まず目に入ったのは金髪の男?
うつ伏せになっていてよくわからん。
体格的に男か。
多分俺が殴ったと思われる男が伸びていた。
周りを見渡してみる。
なんかもう真っ白。
装飾とか一切ないツルッツルの真っ白。
あ、目が痛い。
俺って死んだはずだよな。
痛覚とか死んでもあるんだな。
? 「イッテ……。マジかよ普通急に殴るかよ‥‥‥」
目の前で伸びている男が俺が殴ったと思われる頬をさすりながら起きる。
俺頬殴ったんだ。
悪いことしたかな。
男がこっちに顔を向ける。
……テライケメソ。
前言撤回。
ザマァww
凌「ザマァwww」
?「ひどいなお前……」
凌「お前が俺の邪魔したからだろ?自業自得」
?「いや、あれはさぁ……めんどいからいいや」
なにこいつww
?「本題に入ると、君は死にましたー」
凌「うん知ってる」
?「あ、そう?じゃあ話早いや。お前は今から転生するんで」
転生キタァーーー(゚∀゚)ーーーーー。
凌「出島?」
?「マジで」
ほうほう転生か。
凌「じゃあお前は神ということでおk?」
?「飲み込みが早くて助かる。俺はお前の世界の神で名前はゼノだ」
凌「じゃあゼノさんさっさと転生ヨロシク」
ゼノ「あ、転生させるのは俺じゃないからさ。知り合いの別の神のとこに行く」
凌「さっさと行こうず」
いやー転生とかワクワクしますね。
やっぱ魔法とかの世界かなー。
ゼノ「じゃあいってらっしゃーい」
凌「へ?」
突然視界が真っ白に。
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