3章

10/14
前へ
/139ページ
次へ
言い終えるとカリスはこちらを見て。 「フム、では質問するがいい。」 カリスがそう言うと話せるようになったので質問をすることにした。 「まず国についてなんだが、大雑把過ぎないか?もっと詳しく教えてくれ。」 国の大きさや情勢や人口の人数すら解らないのは不安になる。 「それは異世界に行ってから自分で見ろ。その方が解りやすいだろう。」 正論かどうかは解らないが確かに自分で見たほうが良いのかな? 「次にだが....これからキサマにワレが《チカラ》を与える。それでキサマにどれほど《チカラ》が欲しいか言え。そうすればその《チカラ》を与えるよう。」 まじかよ........それは有りがたいな、けど不安だ。平凡な俺にそのチカラが与えられても大丈夫なのか? まぁ、チカラを貰わないとすぐに死ぬだろうし考えても仕方ないか。 貰うチカラは大きく分けて4つで その世界での平均的なチカラ。 自分を守れる程度のチカラ。 世界を征するチカラ。 努力すればするほど強くなる天才のチカラ。 基準と言うかレベルの段階はこんなもんかな。 これを選ぶのは難しいな....どれにしよう。
/139ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1823人が本棚に入れています
本棚に追加