3章

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「「「早くおきろ」」」その声が聞こえた瞬間、腹あたりに激痛を感じた。 その激痛で俺は意識が戻ったが、周りを見てまだ夢の中なのではと思った。何故なら見渡す限り黒だった。 もし周りが白かったら 「テンプレ」 と言っていたかもしれないが黒なら話は別である。 しかも、起き方が自分で起きるのでなく、激痛で起こされたため、少し冷静さを失っていた。 「ここ何処だよ、全く意味が解らん。夢なのか?でも腹痛いし夢じゃないんだろうが何でこんな所に俺がいるんだ?てかさっき声が聞こえたな........」 そこまでしか声を出せなかった。目の前に目や口が無数あったからだ
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