3章

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「「「やっと起きたか、これで起きなければ...コロシテイタヨ」」」 無数にあった口がうごいた。だが口の動きと声が全く合っておらずそれが恐ろしく感じる。 だがそれ以上にその声が、身体中に張り付くような 心を蝕むような声だった。 「あ........う、あ」 恐怖のあまり声がだせない。 叫びたい程恐いのに 泣きたい程怖いのに 体が動かない。
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