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18年前、ネギの父親であるナギが祠を壊し、そこに封じられていた勘狗朗はナギの薦めから麻帆良学園の教師となった。
流されるまま教師となった勘狗朗であったが、生徒達とふれあう中、愚かだった封じらる以前の自分に嫌悪する日々を送っていた。
それから3年がたち、今より15年前になるころ、ナギが真祖の吸血鬼エヴァを登校地獄という名の呪いで麻帆良学園に封じ、卒業する頃には解いてやると約束して、面倒を勘狗朗に任せると麻帆良を去っていった。
そして今年も三学期が始まる頃、ネギが麻帆良学園に教育実習としてやってきた。
ネギが麻帆良にやって来てからは騒動の絶えない日はなかった。
風魔法が暴発したり、ネギが魔法使いだってバレたり、暴発したり、歓迎会開かれたり、暴発したり、ホレ薬作ったり、暴発したり、ドッジボールしたり、暴発したり、暴発したりとネギを中心に巻き起こる騒動は限りがない。
そんな中、4月から正式に教員として採用しようとする学園長と指導教員のしずなに、勘狗朗は待ったをかけネギが課題をクリアするという条件で、ネギの教員採用の方針に呑むこととなった。
その課題とは、毎年最下位であるネギの受け持つクラスが次の期末試験で最下位から脱出することだった。
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