1.プロポーズ

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「三宅くん、部活庫に用があるんでしょ?どうぞ。」 さっと道を避けると、眉をひそめて近づいてくる三宅くん 「……なに?近いんだけど」 さすがに、これはまずい。 あと数センチで唇が触れてしまいそうな距離。 「相澤さ、何か隠そうとすると右手で唇さわるよね。」 ニコッと爽やかな三宅スマイルを見せた。 「なんで……」 「小学校から一緒なんだから、それくらいわかるっての!で?なにかくしてんの?」
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