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「三宅くん、部活庫に用があるんでしょ?どうぞ。」
さっと道を避けると、眉をひそめて近づいてくる三宅くん
「……なに?近いんだけど」
さすがに、これはまずい。
あと数センチで唇が触れてしまいそうな距離。
「相澤さ、何か隠そうとすると右手で唇さわるよね。」
ニコッと爽やかな三宅スマイルを見せた。
「なんで……」
「小学校から一緒なんだから、それくらいわかるっての!で?なにかくしてんの?」
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