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「はーい0判定始めるわよ。仮1組から始めるから移動して」
担任のマユ先生だ
このクラスは仮のもので
今日の0判定でクラスが決まる
(よし…集中しろ)
……
「おはよう諸君。仮1のみなさん、今日の0判定の判定官を務める 魔法一級官ユリエイルだ。よろしく」
「…補佐官の黛です」
「それでは早速、判定に入ろう名簿順に隣の教室に来なさい」
……
どーだった?俺+8だった
私-5…クラスどうなるんだろ
判定が終わったクラスメイトたちは
自分の数値が良いのか悪いのか知らない
それを決めるのは誰なのかすらも
「はい、次の人」
「はい」
「名前は?」
「一 悠心です」
「よろしい、この機械の中に入りなさい」
(やばい、緊張してきた…)
「…始めるわよ」
(うわっ…なんだ、頭の中になにか流れ込んでくる。)
(これは…昨日の夜か?)
頭の中にいつかの記憶が流れ込んでくる。
(茜?…赤飯?なにか祝い事のときか)
(絶対…固有魔法)
(誰だこの白い髪の少女は…)
(なんで俺、この子の手を握ってんだ?)
(真っ白だ…目の前にいるのは誰だ?)
おやすみ…
(何を言ってるんだ…)
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