3月14日

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「はーい0判定始めるわよ。仮1組から始めるから移動して」 担任のマユ先生だ このクラスは仮のもので 今日の0判定でクラスが決まる (よし…集中しろ) …… 「おはよう諸君。仮1のみなさん、今日の0判定の判定官を務める 魔法一級官ユリエイルだ。よろしく」 「…補佐官の黛です」 「それでは早速、判定に入ろう名簿順に隣の教室に来なさい」 …… どーだった?俺+8だった 私-5…クラスどうなるんだろ 判定が終わったクラスメイトたちは 自分の数値が良いのか悪いのか知らない それを決めるのは誰なのかすらも 「はい、次の人」 「はい」 「名前は?」 「一 悠心です」 「よろしい、この機械の中に入りなさい」 (やばい、緊張してきた…) 「…始めるわよ」 (うわっ…なんだ、頭の中になにか流れ込んでくる。) (これは…昨日の夜か?) 頭の中にいつかの記憶が流れ込んでくる。 (茜?…赤飯?なにか祝い事のときか) (絶対…固有魔法) (誰だこの白い髪の少女は…) (なんで俺、この子の手を握ってんだ?) (真っ白だ…目の前にいるのは誰だ?) おやすみ… (何を言ってるんだ…)
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